熊本地震から半年。
震度7を観測する地震が4月14日21時26分に一回
4月16日1時25分に、震源の深さ12km、マグニチュード7.3、震度7.0の地震(本震)が発生し、熊本県西原村と益城町で震度7を観測した。
それは。。。たった一瞬の、たった数十秒の出来事。
一瞬である出来事が、人々に恐怖や悲しみを与えると同時に、甚大な被害により家を無くしたり、生活することが困難になった人たちもいる。
だけど、それがキッカケで半年続いてきたものがある。
それは、希望であり、未来を素敵にしようとする集団が創った「崇城大学ボランティアビレッジ」
崇城大学ボランティアビレッジとは??
4月16日 本震が熊本を大きく揺らし、益城や西原村を中心とする地域で甚大な被害が起こった。
人々が恐怖に怯える中、動き出した熊本の雄姿たちがいた
チーム熊本の代表である「池田親生&三城賢士」の二人
![detail_1123_1439537903](https://masato-nakamura.com/wp-content/uploads/2016/11/detail_1123_1439537903.jpg)
二人はCHIKAKENという竹あかりというアートで、日本中を照らし続けているアーティスト。
熊本を拠点に活動を10年ほど続けていて、今では毎年10月にみずあかりというお祭りの総合演出を手がけ、2日間で20万人を動員する熊本を代表するお祭りになっている。
熊本の震災が起こってから、すぐこの二人を中心に、熊本中。そして日本全国が動き出した!!
日本全国からは、CHIKAKEN宛てに支援物資がどんどん届き
それを熊本の仲間たちと必要な場所へ届けていく
そんなことを練習していた訳でもないのに、信頼という繋がりだけで、みんなが動き出したのだ。
![12998456_988585171194949_1848187458342144810_n](https://masato-nakamura.com/wp-content/uploads/2016/11/12998456_988585171194949_1848187458342144810_n.jpg)
日本全国から何万トンもの物資が届き、それを必要な場所に届けていく
行政でもない「心で動いた集団」
その集団は、地震が起こってから1日もせずに集まった。
それから仲間はどんどん増えていき、物資支援・義援金という形で手伝ってくれる仲間。実際に現地に来てくれる仲間。
色んな形で、様々なアクションが生まれ始めた。
そして、僕も世界一周から帰国した2日後に熊本に入った
![img_1484](https://masato-nakamura.com/wp-content/uploads/2016/11/IMG_1484.jpg)
まさか世界一周から帰国してから、すぐに熊本に入るとは考えもしなかった。
世界一周中に世界一過酷なサハラマラソンを走った時に、出逢ったCHIKAKENの二人。そしてMAKE THE HEAVENの理事長をしているこういちマンモス。
MAKE THE HEAVENは、「め組JAPAN」という緊急支援チームを持っている
日本全国で震災が起こったりしたら、いち早く駆けつける団体。
東北大震災のときにも、現地に住み支援をし続けいていた。
その経験を生かす場が、ここ熊本でも大いにあり、CHIKAKENが作った「チーム熊本」と一緒に活動を始めた。
僕が熊本に入ったのは、震災から2週間後
水や食料などの緊急的な支援は、少しずつ落ち着き始めた様子はあったが、家がない人、車に住んでいる人など、まだまだ支援は必要だった。
そこで、チーム熊本が考えたのが、「ボランティアビレッジ」だった。
ボランティアに来た人が、寝泊まりできる場所を創り、そこで現在の必要な支援などを共有して、そこからボランティア活動を行う拠点を作る
それが「崇城大学ボランティアビレッジ」が生まれた理由だ
![img_1485](https://masato-nakamura.com/wp-content/uploads/2016/11/IMG_1485.jpg)
僕はすぐにボランティアビレッジの立ち上げに関わっていった。
![img_1715](https://masato-nakamura.com/wp-content/uploads/2016/11/IMG_1715.jpg)
チーム熊本と崇城大学ボランティアビレッジ
チーム熊本の活動内容はこちらです
⚫︎県内の物資ベース拠点から避難所等への支援物資の配送
→被災者からの物資支援のインバウンド電話受付
→各避難所・施設へのアウトバンド電話架電
⚫︎全国からボランティアの受け入れと人員配置・仕事づくり(県内問わず)
⚫︎避難所の運営サポート(避難所受付、炊出し支援、軽作業)
若葉小 東区 120名 プラス 夜は 60名
⚫︎ボランティアキャンプビレッジの運営
⚫︎炊き出し の依頼 と マッチング
⚫︎震災復興の為の資金集めのクラウドファンディング立ち上げサポート
⚫︎農業支援、農家を支援したい人へのサポート
⚫︎ガテンチーム 南阿蘇 で 重機を使ったテクニカル作業
⚫︎熊本地震 すべてのお困り事の相談
基本的に困っていることには、「全て耳を傾けて、解決していこう!!」というスタンスだ
この中に崇城大学ボランティアビレッジがある
ここでは、ボランティアに来た人が寝泊まりする場所
![img_6273](https://masato-nakamura.com/wp-content/uploads/2016/11/IMG_6273.jpg)
ボランティアの人達が繋がれる共用スペースビッグテント
![img_6275](https://masato-nakamura.com/wp-content/uploads/2016/11/IMG_6275.jpg)
掲示板
![img_6277](https://masato-nakamura.com/wp-content/uploads/2016/11/IMG_6277.jpg)
BAR
![img_6280](https://masato-nakamura.com/wp-content/uploads/2016/11/IMG_6280.jpg)
この「UP! FIELD」は震災で営業ができなくなったお店
そこで、このボランティアビレッジでBARを出すことになった
ボランティアビレッジの憩いの場でもある
チーム熊本&め組JAPANの事務所
![img_6268](https://masato-nakamura.com/wp-content/uploads/2016/11/IMG_6268.jpg)
ここで寝泊まりもして、常にボランティアの人と繋がり、熊本の方たちと繋がり、懸け橋になっている
![img_6267](https://masato-nakamura.com/wp-content/uploads/2016/11/IMG_6267.jpg)
座っているのは、め組JAPANリーダーのかごしマン
熊本を支え、熊本と全国を繋げてきた崇城大学ボランティアビレッジ
この場所が、震災後の半年を区切りに閉会することになった
閉会式の話は、また明日~^^
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