「オバマ大統領」と「トランプ大統領」と『3年後の未来』

先週の日曜日は、僕が9年前に参加した内閣府国際交流事業「世界青年の船」関係のイベントに行ってきました!!

今回は、何度も世界青年の船のファシリテーターとして乗船し、姉妹船でもある東南アジア青年の船のナショナルリーダーにもなっているミッフィー(清水御冬さん)のイベント

「映像ジャーナリストが語る メディアと世界 ~現場最前線で見えたもの~」

ミッフィーさんがなぜジャーナリストになったのか、映像を通して何を伝えたいかなどを含め、3時間ほどのとっても濃縮な時間でした

僕は、この中で最も印象に残ったことを書きたいと思います

アメリカ大統領選〜トランプ大統領〜

ミッフィーは、大統領選もアメリカに行って取材をしていた

なぜトランプ支持者が多いのか、その真実を突き詰めようとアメリカを横断した

その内容が、ザ・ノンフィクション 【横断5500キロ!僕の知らないアメリカ】という番組で放送された

まず僕ら日本では、トランプ大統領を支持している人は少なく感じる

メディアから見るトランプ大統領が怖く感じるってこともあるかもしれない

ただミッフィーは、アメリカに行き取材することで、トランプ大統領が支持される理由がわかったそうだ

その中で僕が「なるほど!」と思ったものは

①まず演説がうまく、その場がものすごく盛り上がっている=情熱

②メキシコとの壁・イスラム教=問題

トランプ大統領がとても上手なのが

現実問題からアプローチしているところ

オバマ大統領は、political correct(真の平等)という理想を掲げ、その理想から僕らはできる!

YES WE CAN!!!!

で、アメリカ合衆国を盛り上げた

みんなで違いを受け入れて、平和に生きよう!!

トランプ大統領は、その理想から出てきた現実問題に焦点を当てている

「メキシコに壁を作る!イスラム教徒は入国できないようにする!」

理想ではすぐに解決できないものを、国民に伝え、「確かにそうだよな」と納得してもらうことで、「理想」よりも「現実」を国民に伝えていった

そして、political correctと逆の方向に行くことで、その勢いがさらについた

AMERICA FIRST!!

「現実問題」から出てきた「理想的目標」

「こうであったらいいよね!」ではなく「こうであるべきだ!」

オバマ大統領のやり方に不満を持っていた人は、この現実的なものにきっと魅力を感じたと思う

トランプ大統領はさすがな防御策をとったと思っている

理想ではなく、現実的なところからアメリカの安全を守るための一手を打ってきている

オバマ大統領とトランプ大統領の大きな違いは

平和的な理想を掲げ、国民を盛り上げた

理想主義・平和主義

現実的な問題に焦点を当て、国民を納得させた

現実主義・保護主義

理想を掲げ、やるか・やらないか

現実を見つめて、できるか・できないか

僕は理想を追い求めたいと思っているので、こうなったら最高だよね!というアイデアに、現実を近づけていく

ただそれだけでは、難しいことも知っている

今回トランプ大統領がうまく行ったのは、そこをついていることだ

理想だけではダメだ!

メキシコからどんどん麻薬の密売人が入ってくる!

どうやってそれを止めるんだ!?

イスラム教徒が世界中でテロを起こしている!

誰が過激派で、過激派じゃないかなんてわからないだろ!?

だから全員止めるべきだ!

間違ってはいない けど。。。

って感じだ。

そこから生まれるアメリカファーストというアメリカ一強を目指す社会なのか?

そして3年後

理想と現実を体験した10代、20代、30代の若者たち

僕はトランプ大統領がアメリカを大きく変えるとは思っていない

次世代にきっとやってくる若者たち

それは日本も、ヨーロッパも。きっとこれから3年で大きく変わっていく

世界がうねり始めた今

理想と現実を繋ぎ合わせるリーダーがきっとやってくる!!!

僕も今からその準備に全力を尽くそうと思う

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