熊本市から車を走らせて40分。
用水路が流れ、その川添いに商店が立ち並ぶ。
そこはどこか新しさを感じさせる場所だった。
ふと、入ったmelangerというお店は、古い建物をリノベーションした小さなお店。
壁には一枚木の板の箱が飾られ、中に数個のジャムとブドウジュース、鮮やかなグラノーラが気持ちよさそうに並んでいた。
女の子が学校の宿題をしていて、僕は店主と話をしていた。
「お子さんは、小学生ですか?」と聞くと、あの子は知り合いの子なんです。
えー!そうなんですか!
なんか垣根を超えた繋がりで、生活している町の姿を見れて、嬉しくなった!
僕も店主と仲良くなり、素敵なデザートまで頂きました^^
他にも歩いていると、「NEWOLD」というお店を見つけた。
どうやら骨董品屋さんで、素敵なお皿がいっぱいだ。
お店はしまっていたけど、たまたまそこの店主と先ほどのmelangerで出逢い、翌朝開ける予定ではなかったお店は開けてくれることになった。
しかも、あのお店にいた小学生の女の子のお母さんだった。
パチンコ屋さんを改装してできたお店は、羨ましくなるほど、輝いていた。
そこでこだわりのコーヒーも飲むことができる。
だけど、メニューにあった「夫が大好きで、メニューに入れてと言われたミルクセーキ」が1番気になった!
この町に住む人が、素敵だと思うものを、未来へ繋げる想いでつくる「新しい」は、「古き良き」を気持ちよく未来へと紡いでいる気がして、町を歩いているだけで嬉しかった(^。^)
そして、今回泊まったホテルは築140年の古民家「kugurido」
入口を潜って入ることから、この名前が付けられていて、古いってことがとても新しくオシャレだ。
隣はイタリアンレストランで、こちらもとても落ち着きのある古民家という日本文化とイタリアンの融合。
甲佐町という名前から、いろんなものが交差して町が作られている。
色んな人の手が加わり、文化が加わっていくことで、町が活性化している。
そんな素敵な想いで町を盛り上げるキッカケを作っているのが、「パレット」という一般社団法人だった。
30代の方が中心にこの町でエネルギー溢れる人が
「この地で子供を育てたい、暮らしたいと思ってもらえるような、ひとまちづくり」
これをコンセプトに甲佐町を素敵にしているから、その町の人と出逢うのも楽しい!
(パレットの藤井さんと柴尾さん)
そして、今回泊まったkuguridoは、2階建でそのまま住みたくなるようなお部屋でした。
友達が住んでいることがキッカケで、訪れることになった甲佐町。
これからも人の繋がりが交差していくことで、どんどん町が素敵になっていく。
そんなまちづくりが、これからも楽しみです!
【お店情報】
そして、新しく11月14日オープンの「NIPPONIA 甲佐 疏水の郷」古民家ホテル
こちらもとっても素敵なので、早く泊まりに行きたいッ!
コメントを残す