今年4月くらいから、オンラインでのやり取りが増えた。
その中でも印象的だったのが、大学生だった。
1年前に「休学したってええじゃないか!」というイベントで、僕の講演を聞いて
私の人生ってなんだろう?
私のやりたいことってなんだろう?
と考え始めた子がいた。
それから、数ヶ月経って「私、来年アルゼンチンに留学することにしました!」と目をキラキラ輝かせながら、連絡をもらったことが、とっても嬉しかったのを今でも覚えている。
そして、今年になり「留学をしたい」と思っていた学生が、みんな海外に行けなくなった。
私たちこのまま就職したほうがいいのだろうか?
でも自分のやりたいことは、まだわからない。
来年も休学して、留学しようかな。。。
急に閉ざされた世界。
そして、いつ開くかわからない世界。
そんな世界の今に立っている学生が、「ぜひマサトさんの話を多くの学生に聞いてもらいたい!」と5月にオンライン講演会を開いてくれた。
このコロナの時期に本当に多くの講演をした。
でも講演するだけじゃ、きっと大きな違いを生み出せない。
みんなが欲しいのは、勇気よりも、チャンスな気がした。
そして、大学1年生。
彼らは、もともと新しい大学への一歩だったこともあり、大学2,3,4年生と違い、自分の居場所がまだなかった。
出逢うはずだった友達。
授業は全部オンラインで、仲がいいと言える友達は、なかなかできず、「知り合い」で止まっていたり、勉強だけではない、新しい世界を体験できていない。
この大学4年間で、
何か自分を変えたい!
輝く自分を見つけたい!
新しいことに挑戦したい!
そう思っている学生たちの、「一歩踏み出す先」を作っていきたい。
最近すごく、そう思うようになった。
僕は、大学3年の時に生きる意味、これからの自分の生き方をずっと考えていた。
そんな時に、「考えるだけじゃダメだ!一歩踏み出そう!」と、フィジーに留学をしたことで、新しい世界を切り開いていった。
みんなが最高な大学時代だったと、思えるように
一歩踏み出すはずだった彼ら・彼女らが、新しい世界を体験できる場所、最高の友達ができる出逢いを、ここから作っていく。
「想像とは違った2020年」を、さらに「想像とは違った最高な年」にできるように。
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