旅心 「Slowly Slowly …たまにはゆっくり歩いてみようよ」 エストニアの夏。 深夜0時に街を歩いていると、やっと日が沈み始めた。 白夜って本当にあるんだなと、中学校で学んだことが実際に目の前で起こっていて嬉し…

旅心 「自分の夢、オーダーした？」 レストランで カレーを注文したら、カレーが届くように。 パスタを注文したら、パスタが届くように。 コーラを注文したら、コーラが届くように。 ボクが注文したものが、目の前に届く世界にボク…

旅心 「人を美しいと感じるとき」 世界を旅していると、ヘアスタイル、服装、体型、顔つき、様々な違いを目にする。 顔に木の粉を塗るミャンマーの女性 大きなお尻を誇りに思うアフリカの女性 眉毛が繋がっているウズベキスタンの女…

旅心 「ボクらは、まだ人生の途中」 ボクは、まだ26歳。 大きな夢を描き、世界へと飛び出した。 アジアから旅を始め、中東、ヨーロッパ、アフリカ、南米、中米、北米と旅を続けようと出発した。 しかし、世界一周2日目。 中国で…

旅心 「SUPER!!!!」 How are you??と聞くと、 SUPER!!SUPER!!!! と答える駐車場の案内人。 僕はいつもFineとか、goodとか、ありきたりな言葉を並べていた。 本当は、FineとGo…

旅心 目の前が大きなコンクリートジャングルだったり 地位、名声、お金、名誉が渦巻いてたり 目に見えない社会の枠だったり いつの間にか自分の周りにできた大きな壁 そんな世界から飛び出し、真っ白な氷の大地へ よーい、ドン！！…

焼き尽くされた平野 真っ黒な大地を歩いていると オレンジ色に咲く一輪の花を見つけた。 普段歩いていたら、気づきもしない花かもしれない。 僕は目の前に止まり、時が止まったかのように、何十秒も、ずっと見つめていた。 こんなに…

毎年新しいビルが建ち、 世界一高い建物が更新され、経済発展していく。 ボクは生まれてから そんな人間が目指す発展の中に生きてきた 旅に出るときに 絶対に見にいきたかったアフリカの動物たち サバンナの大海原には、人間が存在…