4年前に会社を退職した
その時は、26歳だった
今でも、退職したその日の あの瞬間を僕は覚えている
挨拶を終え会社から出て、東銀座にある日比谷線に向かった
足取りは軽く、僕はついに新たなる旅立ちの日がやってきたそう思った
そして、日比谷線の中目黒方面の電車がやってきて、僕はもう当分来ることはないだろう東銀座駅から電車に飛び乗った
その瞬間だった
グッと僕の心に不安のような、ドシっとしたものがやってきた
「あれ?僕は何者だろうか?」
今日から僕は僕のことをなんて説明したらいいのだろうか?
会社にも務めていない
クレジットカードも作れない
学生でもない
僕は自分を説明できない
自分てなんなんだ!?!?
今までは、大学生であったり、アルバイトをしていたり、会社に勤めていたりと、僕は僕がどこかに所属することで、僕を証明していた
だけど、今僕はきっとこの人生で初めて、いや赤ちゃんの時以来に「僕は丸裸になった」
そう思ったらさ、不安だと一瞬思ったことの代わりに、なんかすごく「自由と勇気」がやってきて
僕の心が未だかつてないほど、踊り始めたのを僕は忘れることはない
やっと「僕が僕になれる時がやってきた」
今は、何も僕自身を証明できないけど、いつか僕が僕であることで「信頼も、友達も、笑顔も、お金も、貢献も」全て生み出していきたい
そしたらさ、『なんて素敵な人生になるんだろう!!!』
僕は約4年経った今
少しずつ、自分を自分で証明できるようになってきた
世界一周をして、誰よりも旅や世界での体験があることが自信になってる
そして、それを活かして世界一周学校を作り、僕が楽しみながら、たくさんの人に世界へ飛び出すキッカケや自分らしく生きるキッカケを届けていく活動をしている
何より、僕が1番やりたかったスポーツに再びチャレンジしている最中で、2020年のオリンピックに向けてトレーニングを始めた
海外に行くとね
どこの大学に行ってたの?とか
なんの会社で働いているの?とか
年収は?とか
そんなこと聞かれない
聞かれるのは
今何しているの?
将来何したいの?
好きなことは何?
聞かれているのは、あなたの肩書きではなく、「あなた」
僕は世界に出て、「自分」というものにすごく向き合ってきた
世界中の色んな職業、想い、個性、価値、正義、教えなどと出逢い
世界中の景色と環境と状況と地球の今を知り
世界中で新しいことに飛び込んで行った
そして、1年以上が過ぎた時
世界と向き合うことは、何よりも「自分」というものを知ることだと気付いた
この世界は、約70億の人と何百万種の動植物、またまだ発見されていない何百・何千万の生き物たち、そして地球と一緒に生きている
その中で、唯一僕らが生きることができるのは、「自分自身」の体と心
だからその自分を思いっきり生きることが、何より僕がすべきことで、僕にしかできないことだった
そう気付いたのが、28歳の頃
言葉にすると、たった30秒で語れることだけど、このことに心から確信的に気づくには28年も必要だった
そして今日の朝、レディーガガのニュースを見て、彼女が言っていたことがとても好きだった
露出の多い衣装を着てショーを行った時、自身の体型を嘲笑する人々がいると聞いて彼女はこう言った
「私の体のことが議論の的になっているって聞いたから、言わせて欲しいの。私は、私の体を誇りに思っているし、貴方たちも自分の体を誇りに思うべきよ。あなたが何者であろうと、何をしていようとも。成功するために、他者や何かの要求を満たす必要がどれほどないかという理由を、私は星の数ほど挙げることができるわ。ありのままに、徹底的にあなたらしくいてね。それこそがチャンピオンの持つものよ。みんな、私を応援してくれて本当にありがとう。愛してる。ガガ」
とってもシンプルに自分を生きている彼女には、批判も嘲笑もその本質を理解しているから、きっと心が乱れない
彼女が自分を最高に輝かせていくこと。それが彼女ができることで、そしてそれが誰かを「輝かすこと」に繋がっていくと信じているんだろうな
明石家さんま、松岡修造、こういちマンモスなども、きっとそうだ
えっ?
こういちマンモスって誰かって??(笑)
僕も彼を知ったのは、わずか3年前のこと
僕が旅中に出場した世界一過酷なサハラマラソン250km
そこにTEAM A☆H☆Oというチームも出場していた
そのチームのリーダーがこういちマンモスだった
彼とはそこでのご縁から一緒にアタカマ砂漠マラソンに出場した
こういちさんがアタカママラソンの中で最もテンションが上がっていた瞬間は
出場者がゼッケンをもらった時に、「やった!69だ!スゲェー!!」
そう叫んでいた瞬間だったことを覚えているし、これからも忘れない(笑)
そんなこういちさんとは、最近月の半分くらい一緒にいるんだけど、本当にビックリするくらい言葉のバリエーションが少ない(笑)
朝起きて、
「おはよう〜!ハッピー!ハッピーバースデー!」(ちなみに僕は誕生日ではないw)
「なんか最近いい流れ来てるわ〜!!」
掃除が大好きで、「今日もたくさんありがとうしよう」と言って、色んなものを断捨離していく
そして、ちょっとミスをすると、「うわぁ〜かわいい〜!!」と言って
何か悪いことがあると、「おーハッピー!」と言う
そして可愛いとハッピーじゃない時は、「これもご縁だね〜」と言う
なんかね
ミスとか、悪いとか、そんなことじゃなくて、起こったこと全てが本当に「自分次第」なんだとこういちさんといると感じる
僕は真面目だから、うまくやらなきゃとか、もっと良くしなきゃとか、その思いが強いから、人よりもできることが多くなるけど、その分できないことにストレスを感じてしまう
こういちさんは、それも自分^^とわかっていて
「俺は欠けているから、みんなに助けてもらってるんだ〜(^o^)/」
「俺にできることは、皿洗いと掃除だよ(笑)」
いつもそう言って、本当に1日の半分は掃除や洗濯をしているw
でもね
こんなにも自分をわかっていて、認めてあげていることって本当にすごいことだと思う
だからすごくシンプルで、自分が好きでワクワクすることにとっても一生懸命で、それを嬉しそうにみんなに話していく
先日からこういちさんは、「アタカマ砂漠マラソンのチャレンジを映画にする!!」ということで、動き始めた!!
「これできたら、いっぱいの人に見てもらって、いっぱい喜んでもらえる〜!!」
そう言って、今は資金集めを始めたところ
200%自分を信じているからこそ、人は突き抜けていくことができる
どんな言葉をもらっても、自分のすることが楽しくて、誰かの笑顔になると確信していたら、止まる必要なんてどこにもない
「自分を生きる」ってきっとそういうことなんだと思う
僕も制作に関わっているアタカマ砂漠マラソンのドキュメンタリー映画は、こちら
http://www.make-the-heaven.com/life-treasure
間違いなく、この映画からたくさんの人が勇気をもらうと思います!!
大人がこんなにも泥臭く頑張っている姿が、きっとダイヤモンドの原石のような素敵なものなんだと僕は思っています^^
きっと子供の時のような、無心でワクワクして好きなことをする。その喜びを味わえます
子供の時のように純粋に笑ったり、遊んだりすることは
きっと好きな自分になることで、大人でも同じように心から笑顔になることができると思う
だから、僕は4年前にそのための一歩を踏み出した
僕は人生の3分の1がきっと終わり、残すところあと半分ちょい
最後には最高に笑って、「本当に最高に幸せな人生だった」
そう笑って言える人生になるように、これからも自分を極めて生きたい
今日のプールでのスイムもいい感じでした^^
see you tomorrow
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