1粒1000円のイチゴ食べたことあります??

翌朝 5時

台風が東北を外れ、日本海側を通る中、僕らは海へ向かった

こんな時にサーフィンなんて。。。

そう思う人もいると思うが、サーファーにとっていい波が来る楽しみでもあるのだ

大輝さんが知るシークレットポイントまでやって来た

小雨は降っているが、波もあり、入れそうだ

男はこういった冒険に心が震える

ボードにワックスを塗り、僕らは朝の海に飛び込んだ

僕は久しぶりのサーフィンということもあり、波の上に立つことですっごく嬉しかった^^

1時間ほど、サーフィンをした後は、仕事の時間

と思いきや、僕らは8時過ぎにまた海に出た

「ちょっとまだやり足りないでしょ!!もっといい波来るよ!!」

「遊びも全力で楽しむ」それができたら、きっとなんでも楽しく、全力になれる

僕の知り合いにそういった仲間がたくさんいる

大輝さんは、この山元町出身

そして、2011年3月11日あの東北大震災でこの山元町も大きな被害を受けた

山元町の人口 4%が震災で亡くなってしまった

195ものイチゴ農家で賑わっていた町は、4件のイチゴ農家だけが残った

震災でいろんなものが失われた場所に、もう一度活気を戻したい

ここから岩佐大輝さんの新たな人生の旅路がスタートする

もう一度、イチゴを復活させよう!!!と誓った大輝さんは、イチゴワールドを作る

24歳の時に企業し、ITの仕事をし始め、現在は6社も会社を経営している

そしてこの震災を機に、

山元町を盛り上げたい!!
イチゴが好き
イチゴが大きな産業

この3つの理由で、イチゴ農家になることを決意した

山元町の人口70%の人が、この町で誇りに思うものを「イチゴ」と言うらしい

そして、これからもそうであるように、大輝さんが大きな帆を立てた

一から農業をする大輝さんには、大きなアドバンテージがあった

それは、農業とは全く異なるIT企業を経営していたことだ

農業をする上で、いろんな感や感覚に頼っていた部分を、全てITでコントロールするようにした

温度や湿度は、全てITで管理し

人の手が必要でないところは、機械に頼り、もっと人の手や想いが必要な場所に人の力を注げるようになった

それが大輝さんの革命だ

そして、甘くて、大きくて、ダイヤモンドのようなキラキラしたイチゴを作る

甘いだけではなく、酸っぱいだけではなく、甘いけれども酸っぱさもあるイチゴ

大輝さんのストイックに追求する情熱が、今や日本で最も甘いイチゴとなり、なんと1粒1000円にもなった

農場のイチゴワールドには、年間2万人もの方が訪れ、イチゴの出荷数も数百万個にも至る

今までに多くの失敗や成功を重ねて来た大輝さんは、こうメッセージを残してくれた

色んなことに挑戦することは、とても楽しいので、失敗してもいいので挑戦しましょう

挑戦して失敗しても、再挑戦できる

死んだら挑戦できない

生きている僕らが挑戦しなくちゃ

大輝さんの言葉から伝わる想いは、僕の心を熱くしてくれた

今日は石巻からこども新聞のみなさんがやって来てました

未来の種に、素敵な想いが伝わっていったらいいな^^

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