僕がボランティアに行った理由。

先日の夜に、知り合いの中学校の先生から、久しぶりに連絡がありました。

何やら、道徳で「勤労」の授業をするみたいで、

「被災地で周りから文句や苦情を言われながらもボランティアにやりがいを感じて働き続ける話」とのこと。

そこで、僕が熊本の豪雨災害でのボランティアでの経験を教えて欲しいとのことでした!

そこで、僕がなんで熊本の豪雨災害が起こって、すぐに駆けつけたのか、改めて言葉にする機会をいただいたので、綴ってみました。

それをせっかくなので、ブログを読んでくださっている方々にも、シェアさせていただきます(^。^)

初めまして。中村雅人です。
僕は7月4日豪雨災害が熊本で起こったときに、2日後に現地で崩れたお家の泥出し、家具出しなどを始めました。
被災した状況を見たときに、本当にどうしていいかわからないほど、町が泥で溢れ、家の中がぐちゃぐちゃでした。
何ができるかわからなかったけど、とにかく目の前にあるお家の泥を出したり、家具を出し始めました。

なんで、すぐにボランティアに行けたの?と聞かれることがあります。
友達が熊本出身で、災害が起こってすぐに「熊本を助けたい!マサトも一緒にきて欲しい!」と連絡がきました。
僕はすぐに「行くよ!」と翌日に熊本に向かいました。

僕は、世界一周をして、世界中に友達ができました。
世界を旅して帰ってきた後、世界地図を広げたときに、世界が自分のHOMEだと感じ、自分が大切なものって、今住んでいる場所だけでなく、「地球」になりました。
今までは、イタリアで地震が起こっても気にもならなかったけど、今では世界が自分ごとになり、自分のできることを考えたり、イタリアの友達に連絡したりと、世界が大切なものになりました。

そういった自分の大切なものを大切にしたいってこと、誰かの喜びになれることが、僕は大好きです。

被災地で、何ができるかわからなかったけど、毎日泥掻きをして、家具を出していると、お家の人が「ありがとう」ととても喜んでくれました。
自分が誰かの役に立つ。
それがこんなにも嬉しいんだなぁと、すごく実感しています。

僕は被災者じゃないけど、もし被災していたら、きっとものすごく気持ちが落ち込んでいると思います。家が崩れていたら、どうしていいかわからないと思います。
だけど、そんな時に誰かがそばで助けてくれる。
真っ暗な目の前の現状に、誰かの手が加わった時に、少し光が見える気がしています。
そんな光になれたら嬉しいです。

普段から友達を大切にする、誰かの喜んでくれることを喜んでする、そんなことをしていたら、自分もすごく幸せになる気がします。
ボランティアも、それと変わらないです。
そうやって、世界が助け合えたら、嬉しいなぁと思っています。

 

学生たちの心に届く何かがあったら、嬉しいなぁ。

こうやって、自分のしていることが、誰かの役に立てることが、何よりも嬉しいと改めて感じさせていただきました(^^)

ありがとうーーー!!!

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