世界一周学校文化祭「ミガキイチゴ杯」の裏側

世界一周学校文化祭は、「誰もが挑戦できる場所を創ること」を大事にしている。

それにプラスして、主催者である僕たちも挑戦し続ける場所であり、勇姿を届ける場所でもありたいと思っている。

それがこれから何かに挑戦する人への情熱を掻き立てたり、憧れになったりすることで、多くの人が自分らしく人生を旅できるようなキッカケになって欲しい!

そこで僕らが今回挑戦することになったのが、K-1 WORLD MAXを3度制した小比類巻さんとの対戦「ミガキイチゴ杯」だった

試合の全貌はこちら

なぜ奇跡とも言える小比類巻さんとの試合が決まったのか?

昨年末に共通の知人である安倍昭恵さん・小橋賢児さんを通して、僕が砂漠マラソンや世界の色んなことに挑戦していることを知り、小比類巻さんから「ぜひキックボクシングをやりましょう!!」と突然メッセージを頂いたことが始まりでした。

僕が学生の頃、テレビで見ていた小比類巻さんから直接メッセージを頂いた時は、ものすごく驚いたと同時に嬉しさもありました!

既に年末に試合をすることが僕は決まっていて、小比類巻さんが主催する経営者たちの戦い『Executive Match QUOTATION 』に出場する

昭恵さん・けんじさんが僕に対して、オススメしたい人がいるということで、小比類巻さんに紹介して頂いたことも嬉しく、僕は練習を開始した

僕はサッカーしか専門的にやったことなかったけど、キックボクシングをこれから極めていくと思うと、すごく嬉しくなった!

しかも、あの小比類巻さんから直々に習うことができる!

そこからたくさんの人から、キックボクシングをやってみたい!と連絡をもらい、今では世界一周学校キックボクシング部も作って、男女混合で楽しく練習しています(^O^)/

初心者から一緒に練習できるので、ぜひ興味のある方一緒にやりましょー!!

ミガキイチゴ杯とは

今一緒に練習している「岩佐大輝」という男がいる。

彼は、宮城でミガキイチゴというブランドのイチゴを作っている。

大輝さんは、宮城県山元町出身

2011年3月11日あの東北大震災でこの山元町も大きな被害を受けた

そして、山元町の人口の4%が震災で亡くなってしまった

195ものイチゴ農家で賑わっていた町は、4件のイチゴ農家だけが残った

震災でいろんなものが失われた場所に、もう一度活気を戻したい

ここから岩佐大輝さんの新たな人生の旅路がスタートする

「もう一度、イチゴを復活させよう!!!」と誓った大輝さんは、イチゴワールドを作ったのだ!

一から農業をする大輝さんには、大きなアドバンテージがあった

それは、農業とは全く異なるIT企業を経営していたことだ

農業をする上で、いろんな感や感覚に頼っていた部分を、全てITでコントロールするようにした

温度や湿度は、全てITで管理し

人の手が必要でないところは、機械に頼り、もっと人の手や想いが必要な場所に人の力を注げるようになった

それが大輝さんの革命だ

そして、甘くて、大きくて、ダイヤモンドのようなキラキラしたイチゴを作る

甘いだけではなく、酸っぱいだけではなく、甘いけれども酸っぱさもあるイチゴ

大輝さんのストイックに追求する情熱が、今や日本で最も甘いイチゴとなり、なんと1粒1000円にもなった

そんな彼との出会いもあり、今回一緒にキックボクシングの試合を小比類巻さんと作れたら嬉しいなと思い、ミガキイチゴに協賛になってもらい、ミガキイチゴ杯が誕生しました!!

試合当日

世界一周学校文化祭の最終日。

僕はこれまで3日間、全然寝る時間もなく、突っ走ってきたけど、この日が最も冴えていた。

文化祭が開場するも、僕はもう小比類巻さんとの試合のことで頭も心もいっぱいになった。

怖さやワクワクとかではない。

ただその試合に集中したい。それだけだった。

誰も自分に話しかけないでくれ!全ての意識をそこに向けたい!

それしかなかった。

これが本気というものなんだ。と久しぶりに「本気」というものに出逢った

朝から三井ホールにリングを作り始めた。

2時間ほどで完成するリングをみんなで作り上げた。

プロが使うリングであり、初めてのリングに誰しもが興奮していた。

そして、一緒にリングに上がるイケダチカオも静かなる闘争心をそこに向けていた。

15時までは文化祭のトークなどにも参加し、僕らは小比類巻さんを待っていた

いつもは師匠であり、教えていただいてる小比類巻さんから闘う相手になると思うと、自分でも心境がよくわからない。

控え室に来た小比類巻さんはすぐに試合の準備に取り掛かり、練習を始めた

あれ?ガチじゃん!

これを見たときは。すごく嬉しかった!!

僕らは正直小比類巻さんの足元にも及ばない相手。

だけど、しっかりと僕らの挑戦を受け止めてくれる準備をしてくれている。

そう思ったときに、僕は完全にスイッチが入った。

試合までの流れは、こうだ。

記者会見→上山光広さんのポエトリーリーティング→入場→試合

それぞれの想いを吐き出し、試合へのボルテージを上げていく!!

記者会見の後は、上山光広さんのポエトリーリーディングで会場が湧き上がった!!

「リングに立つのは、あいつらだけじゃない!ここにいるみんながリングに立ってるんだ!!」

熱いメッセージを届けてくれた光広さんからは、最高のエネルギーをもらった。

僕らは、熱い想いを全てリングでぶつける準備は整っていた。

あとは、全て発揮するだけ!!!

青木大和くん、岩佐ひろきさん、チカオさん、MaSaToがそれぞれリングに上がっていった。

大和くんは、スキーケガで左足の痺れが完全になくなっていない中での挑戦。彼の心意気はすごいものだと思う!
試合は、小比類巻さんが圧倒的ではあったけど、アッパーをくらいダウンするも、ずっと向かい続ける大和くんは、すごかった!!

ひろきさんは、得意のパンチで攻め続ける中、開始1分ほどにその時がやってきた。

小比類巻さんのハイキックが顎に入り、そのままKO。やっぱり本物は違う。そんなことを思わせてくれた!

チカオさんは、野獣のように突進していった。2度のハイキックを受け倒れそうになるも、最後まで闘いきったことが本当にすごかった!!

僕は、得意のローキックで攻めながら、パンチを繰り出すも、やっぱり鉄人にダメージを与えることができなかった!本当にこんなに強い男がいるんだと、教えてもらえてすごく嬉しかった!

終わってみれば、誰もが笑顔で最高の気持ちだった!!!

本気になると、こんなにも楽しいんだ!!

僕はこれまでの人生で色んなことを経験して自分の旅路を作ってきたけど、31歳になり辿り着いた旅先も最高のものだ!!

次は、8月11日に六本木で試合します!!

ぜひみんな見に来てください!!

さらに強くなります。

小比類巻さん、小比類巻道場の皆さん、ミガキイチゴの皆さん、応援してくださったみなさん、一緒にリングに上がった大和くん、ひろきさん、チカオさん

最高の舞台をありがとうございました!!

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